「彼らを主に立ち返らせるため、預言者たちが彼らの中に遣わされた。預言者たちは彼らを戒めたが、彼らは耳を貸さなかった。」歴代誌 第2 24章19節 (2017新改訳)
王となったヨアシュは、彼を守り育て、お目付け役でもあった祭司のエホヤダが死ぬと、王の周囲の人々の言葉に惑わされて、偶像礼拝をおこなうようになります。
折角、取り除いた偶像に仕えるようになったのです。それも主の宮を捨て去って、偶像の神々に仕えたのです。
主の御怒りがユダとエルサレムの上に下ります。
しかし、それでも主はあわれみ深く情け深い方なのです。
どこまでも愛の方です。
主は、預言者を遣わします。
それも主を捨て去った人々のただ中に遣わします。
預言者は、主のことばを語り、偶像礼拝の罪を戒めます。
しかし彼らは、預言者を殺してしまうのです。
ここに彼らは耳を貸さなかったとあります。
主のことばを聞かないことは、すべての罪の始まりであり、最悪の罪です。
遣わされた預言者は、偶像礼拝が広がる中で、偶像に向かって人々が叫ぶ中でも、主の声を聞いた人たちです。
主の声を聞き漏らさず、主の召しに従う人です。
主のことばに、耳を貸さない人にはなってはいけない。
主は、どこまでもあわれみ深くて、主を捨て去った人を、見捨てないで、立ち返らせるために、なおも語りかけて、呼んでくださるのです。
主の声を聞こう。主に近づこう。
シャローム