「遺言には、遺言者の死亡証明が必要です。」 ヘブル人への手紙 9章16節
ここで「遺言」と記されていることばは「契約」の意味もあります。
即ち、イエス様がご自分をいけにえ、それも血を流して死ぬいけにえとして献げ、それを遺言として完成させてことを示しています。
イエス様の死は、比喩ではなく、仮死状態でもなく、確かに死なれたのです。
それも私たち一人一人を、行いではなく信仰によって契約が結ばれるために、ご自分を献げ、そして死なれたのです。
死なれたので、遺言が有効となりました。
必要の一切は、イエス様が、ご自分のいのちを死に渡し、そしてよみがえられたことによって、完全なかたちで完成し、今も有益なのです。
私を罪の滅びから救い出し、永遠のいのちを与えて神の御国に入るための必要の一切は、すべて、あの十字架の死とよみがえりの三日間に完成をしているのです。
もちろん、その必要のために、父なる神が遥か創世記3章の時代に計画をされ、イエス様が人となって地上に生まれてくださったことで、確かなものになったのです。
今、私がイエス様を私の救い主と心から信じて告白することで、この遺言書は、私に有効に、完全に働くのです。
すべて、イエス様からの一方的な恵みです。
シャローム