「エホヤダは、彼と、すべての民および王との間で、彼らが主の民となるという契約を結ばせた。」歴代誌 第2 23章16節 (2017新改訳)

祭司のエホヤダは、神の宮に身を隠させていたヨアシュが七歳になる時に、立ち上がり心ある百人隊長やレビ人を率いてヨアシュを王として宣言をします。
その時、エホヤダは、さとしの書(モーセの律法)を王に渡して宣言します。
そして賛美を献げ、レビ人を配置し、偶像の祭壇とその像を打ち砕くのです。
王の代わりに王位に就いていたアタルヤをさばき、剣で殺します。
徹底的に罪を取り除いて、王を立てるのです。

この時、王となるヨアシュだけではなく、すべての人に対して、エホヤダは問います。
主のことばに従うのか、従わないのかを、問うのです。

信仰とは明確な決断と行動です。
私たち一人一人が、主なる神さまの前で、信仰を問われます。
信仰は単なる心の拠り所ではないのです。もちろん、信じて従う者には心に平安はあります。
しかし、ここで示されるのは、信仰とは主と契約を結んでいくことです。
契約です。大事な上に大事なことです。

主を信じるとは、契約を結び、主に従い、主を愛する生活に移っていくことです。
もちろん、私より先に、主が私を愛し、私に契約を結ぼうと語りかけてくださっているのです。
私は、主の民になる、主のしもべになるのです。それが神、主を信じることです。
シャローム