「イスラエルの子らは、主の目に悪であることを重ねて行った。エフデは死んでいた。」士師記 4章1節
3章が終わり、4章に入った途端に簡潔なことばが記されました。
「主の目に悪であることを重ねて行った」
すなわち、主に背き、罪を行ったのです。
それも以前と同じようにです。
「重ねて」と、簡潔に記されますが、それは非常に重い罪を行ったのです。
主に叫び求めたので、主はさばきつかさである救助者を送ってくださったのです。
そして苦しみから救い出してくださった。
その主の愛を捨てたのです。
救助者であるエフデが死んだ途端にです。
簡潔な文章は、イスラエルの子らが、あっという間に主の愛に背き、主のことばに従うことをやめたことを示します。
イスラエルの子らには、なんの躊躇も葛藤もなかったのでしょうか。
しかし、それを責める資格は私にもありません。私も同じ罪人です。
そして正しい人ではなく、罪人である私を主イエスは愛して救ってくださるのです。
それでもなお「主の目に悪であることを重ねて行った」という、一人にはならないようにしたい。
主イエスを愛して、主のことばを素直に聞き続けることで、罪から遠く離れていきたいのです。
シャローム