「こうなった今、何と言えばよいのでしょうか。私たちの神よ、私たちはあなたの命令を捨てたのです。」エズラ記 9章10節 (2017新改訳)
エズラは、父や祖父の時代の人々、そしてそれより前のイスラエルの先祖たちが、神の前に行ってきた罪を知り、恐れ、悲しみます。
そして恥じるのです。
イスラエルの一般の民はもちろんのこと、祭司とレビ人までが、外国人の女性と結婚して、神の戒めを破ったのです。
それは神の命令を捨てたことであり、神からの祝福を捨てたことです。
恥じ入り、悔い改めるエズラです。なお、恥じ入るのです。
しかし、同時にエズラは告白します。
イスラエルの神、主。全能で愛の神は、私たちの神なのです。
私の神なのです。
何度も繰り返してエズラは呼びかけます。私の神。
先祖、先人たちの罪の深さに恐れ悲しんで、恥じ入るばかりです。
でも、 私の神なのです。
私の神と言うことを、エズラは捨てません。握りしめ、祈ります。
私の神。
私たちも今、周りがどのような状況に変化しようと、偶像が広がり、罪が膨らんでも、私は、私の神に祈ります。
私は告白します。
私の神なのです。
シャローム