「彼らは反逆の家だから、聞く聞かないに関わりなく、あなたはわたしのことばを彼らに語れ。」エゼキエル書 2章7節

「反逆の家だから、聞く聞かないに関わりなく」と、5節のことばが繰り返されます。
南ユダの民のところへ主のことばを語るために遣わされるエゼキエルに向かって、主が、最初に語ったのは、彼らは厚かましく、頑ななので、主のことばを聞かないということでした。
同時に、彼らが聞かなくても、エゼキエルは主のことばを素直に聞いて従えということでした。
即ち、語れ、語り続けよと言う命令です。

相手は決してあなたが語る言葉を聞かない人たちだけれども、それでもあなたは語れというのです。
それも聞かないことを、二度も同じことばを繰り返して強く示すのです。

最初から、徒労に終わる仕事、失敗する使命なのです。
いいえ、違います。
相手が聞くか聞かないかではなく、エゼキエルが聞くことが使命であり、仕事の成就です。
他の人と比較したり、他の人の応答は関係がないのです。

主のことばに従う。
主のことばを素直に聞く。
これが大切です。

シャローム