「愛する者たち、私は勧めます。あなたがたは旅人、寄留者なのですから、たましいに戦いを挑む肉の欲を避けなさい。」 ペテロの手紙 第一 2章11節
私たちは、自分が「旅人」「寄留者」であると自覚しているでしょうか。
自覚して、旅人らしく、寄留者らしく生きているでしょうか。
旅人は、目的地を持って、そこへ向かっています。
彷徨い、自由に放浪する旅人だと言ったとしても、旅の出発地点はあり、必ず行き着くべき地があります。
寄留者は、しばらくの期間は身を寄せていますが、その地はあくまでも仮の地であり、最終的な目的地をもっています。
旅は楽しみもありますが、困難や誘惑もあります。
旅は途中で投げ出してはいけないのです。
旅の途中も楽しく豊かな経験をしますけれど、それは目的地に待っている喜び楽しさの「前菜」のようなものです。
ですから、ペテロが勧め、命じるように肉の欲と戦い、誘惑を退けて成長しましょう。
旅の目的地はもちろん、天の御国です、主イエスとの再会の日です。
その日まで一緒に旅を続け、歩み続けましょう。
シャローム