「ですから、神の栄光のために、キリストがあなたがたを受け入れてくださったように、あなたがたも互いに受け入れ合いなさい。」ローマ人への手紙 15章7節
ローマの教会に集う人たちは、様々な人がいました。
身分や職業、立場も様々です。現代以上にその差は大きいものだったでしょう。
しかし、教会は、キリストを信じる者であるという1点で共通しているのです。
一人ひとりが信じましたが、その信仰が同じであることで、互いに心を合わせて礼拝、教会生活をするのです。
そして実際の教会生活では、声を合わせて賛美します。
それは違いを受け入れて、相手を愛して行くことです。
でも、実際にはなかなかそれが難しかったようです。
それまで、身分や立場で一緒に何かをすることなどなかったのですから、戸惑うのでしょう。
しかし、互いがイエス様に愛されて教会に招かれた人なのです。
その人が、イエス様を愛して神の栄光現すという生き方をするということでは、同じなのです。
同じ目標に向かって歩む人と、受け入れ合い、一致できないようでは、イエス様に倣う者にはなれません。
何をするかということの前に、互いを大切な存在として愛して、受け入れること。
これがイエス様に愛されて、イエス様を信じる人の日々の最初の歩になるはずです。
神を信じると言うことは、神が愛している人を愛していくことと切り離せません。
今日、受け入れがたい存在に出会うのでは無く、受け入れる自分に出会いたいと思います。
シャローム