「これはその預言者たちの罪、 祭司たちの咎のためである。 彼らは、その町のただ中で、 正しい人たちの血を流した。」哀歌 4章13節

正しい人たちの血を流したとは、祭司たちが預言者のエレミヤたちを迫害して苦しめたことを比喩的に語っている言葉です。
祭司たちは、人々の模範となり、人々を罪の悔い改めへと導く働きをしなければならない人なのです。
ところが祭司たちは、まったく反対のことをしたのです。
悔い改めを迫るどころか、彼らが罪をおこない、預言者を迫害したのです。
その罪は重く大きいのです。

7〜8節では、聖別されたナジル人でさえ罪を重ね、その罪の結果、真黒になっていることを語っています。
聖別されたナジル人の罪も大きく。
祭司の罪も大きく。
彼らが模範とならないので、民の罪も非常に大きくなっているのです。

私たちの罪がどれほど大きく深いものなのかを思い知らされる1節です。
こんな私たちのためにイエス様は身代わりとなって死んでくださったのです。
大きく深い罪を知る人は、神様の愛の大きさと深さを知ることができるのです。

シャローム