「こうして十二人は出て行って、人々が悔い改めるように宣べ伝え、」 マルコの福音書 6章12節

6章です。
イエスさまによって、十二人の弟子たちが、二人ずつ遣わしたことが細かく記されています。
イエスさまが弟子たちに「汚れた霊を制する権威」を授けられて遣わしたのです。

旅は、その土地の一軒一軒の家を巡る旅です。
この旅の主な目的は「人々が悔い改めるように宣べ伝える」ことです。
神から離れて好き勝手をしている人々、そしてそれは滅びに向って行く歩みでもあります。
そんな人々が、神に立ち返るように宣べ伝えるために出て行くのです。
これが大切な使命です。

もう一つ、イエスさまによって、遣わされて行くこと、これが大切なことです。
私たちはイエスさまを信じて、その使命によってイエスさまに送り出されるのです。
自分が目指す目的として伝えるのではなく、出かけて行くのでもありません。
イエスさまによって使命を与えられて、イエスさまの手によって遣わされるのです。
このことをしっかりと知っているならば、その旅は失敗に終わることがなく、無意味な旅にもならないのです。
今一度、イエス様に遣わされているのだということを深く覚えたい。
そしてかの日には、イエス様にしっかり旅の様子を報告したいのです。
シャローム