「彼らの周りの人々はみな、銀の器、金、財貨、家畜、選りすぐりの品々、そのほか進んで献げるあらゆる物をもって彼らを力づけた。」エズラ記 1章6節 (2017新改訳)
今日からエズラ記を読みます。
ペルシアの王キュロスは、本当に不思議なことをしました。
彼自身は、聖書の神、イスラエルの主である唯一の神を信じているのではないのです。
しかしキュロス王は、主によってその霊を奮い立たせられて、行動を起こします。
なんとそれは、捕囚の民となっていた南ユダの人々を解放し、エルサレムへの帰還を許し、主の宮を再建すると言うことでした。
外国の王が、主の宮を再建するのに力を用いるのです。
主は、真の神であり、すべての人の霊を奮い立たせることができる方です。
キュロス王は、主の導きに応答したのです。
不思議な応答ですが、主のご計画はこうして進んだのです。
ここで見るべきは二種類のこ人のとです。
一つは、エルサレムへ帰還して、再建に直接関わろうとする人。
もう一つは、ペルシアに残る選択をした人。この人は、再建する人たちを支援する人になったのです。
キュロス王は、支援する人、力づける人になるようにも語るのです。
主は、一人一人にふさわしく語りかけ、ふさわしい働きに、私を召してくださるのです。
出て行って宮の再建に労苦する人。
後ろで支援し、再建する人を力づける人。
どちらも大切な働きです。
どちらも主への愛がなければ応答できません。
私たちは、他の人と比べることなく、主の召しに応答して、自分のできることをするのです。
背後で支援し力づける人がいて、エズラも立ち上がれるのです。
みなが応答します、主への愛の応答です。
シャローム