「エフタはイスラエルを六年間さばいた。〜」士師記 12章7節
士師エフタがイスラエルをさばき、平安に導いたのは、わずか六年です。
様々な出来事があったことが11章で語られましたが、士師としての働きはわずか六年です。
次の士師イブツァンは、七年間。
その次の士師エロンは、10年間。
さらに次の士師アブドンは、8年間です。
しかもエフタに続く三人は、その働きの内容は何も記されません。
ただ、さばいた年月と葬られた地の名前だけが記されるのみです。
それは確かに彼らが士師として主に立てられた事実を示すと同時に、この頃のイスラエルが、主の前に幾度も罪をおこない、士師が立てられても、悔い改めもその場限りであった、酷い状況であることを示すのです。
主の前に心から信頼して叫び、助けを求めること。
主の前に悔い改める真実の心があること。
これがなければ、どんな助けて、士師が現われても、人は平安に生きることができないのです。
しかし、主はあわれみと忍耐をもって、私たちが主の前に来ることを待っていてくださる。
主に愛に応える者でありたい。
シャローム