「こうして、彼らがなお進みながら話していると、なんと、火の戦車と火の馬が現れ、この二人の間を分け隔て、エリヤは竜巻の乗って天に上って行った。」列王記 第2 2章11節 (2017新改訳)
聖書66巻から1つの書を選び、その書を紹介しながら「みことば」を味わっていきます。
66巻をゆっくり読み進めながら、聖書に記された神様の愛について味わっていきます。
今日開いたのは、列王記 第2です。
第1に続く列王記の第2です。
預言者エリヤが天に上ってから、南ユダがバビロン捕囚になるまでの、約3百年間を記します。
選びました箇所は、エリヤとその後継者となる預言者エリシャが別れる場面です。
創世記5章24節で、エノクが生きたまま天に上りましたが、二人目はここのエリヤです。
この二人は旧約聖書で特別な形で、召されて天に上りました。
列王記では、この後、エリシャは、ヨラム、エフー、エホアハズ、ヨアシュという、四代に渡る王に預言者として仕えます。
エリヤとの特別な別れから始まるエリシャの働きです。
天に召されるエリヤと、これから地上での使命を受けて遣わされ、活躍が始まるエリシャです。
この両者は、分け隔てられます。
天と地は、混ざること混じることなく存在します。
私たちは自分勝手に天に上ることはできません。
主の許し、主の召しがあって、ふさわしいときに移ります。
今、私たちは地上で、エリシャのように、自立し自律して、主の使命に仕えるときが来ています。
最後まで、主に仕えて、平安と喜びを持って、かの日には天を仰ぎ見たい。
シャローム