「しかし、舌を制することができる人は、だれもいません。舌は休むことのない悪であり、死の毒で満ちています。」 ヤコブへの手紙 3章8節
ヤコブは「舌を制御しなさい」とは命じないで、あなた方は誰も制することはできないと断じます。
反論したいでしょうか。反論できるでしょうか。
剣、ナイフで隣人を殺すようなことはしなくても、舌で隣人に切りつけて、隣人の心を殺すことがあるのではないでしょうか。あります。
舌は、心の現われです。
悪意は私の外から入ってくるのではなく、私の内側から上ってきて舌を動かすのです。
同じ舌が主を賛美することもできるのに、恐ろしいことです。
私がいつも謙遜な心で主を賛美し続け、隣人を励まし慰め続けることができるなら、私の舌は悪意の言葉を上らせることはないはずです。
しかし、休むこともなく常に動く舌は、残念で悪い言葉を発するのです。
制することができないことを覚えて、主を賛美することにいつも使いたいと思うのです。
私が心から望むなら、聖霊様が助けてくれるはずです。
シャローム