「彼は民と相談し、主に向かって歌う者たちと、聖なる装いをして賛美する者たちを任命した。彼らが武装した者の前に出て行って、こう言うためであった。 「主に感謝せよ。 その恵みはとこしえまで。」 」歴代誌 第2 20章21節 (2017新改訳)

モアブ人とアンモン人の連合大部隊が、ヨシャファテと戦うために攻めて来ました。
戦力では圧倒的に、ヨシャファテが不利です。勝てる見込みはないのです。
ヨシャファテは、敵の罪を訴えて、救ってくださるように主により頼んで祈ります。民も続きます。

主は、答えてくださり、イスラエルの神、主を信じるように語ります。

ヨシャファテと民は、相談して歌う者、賛美する者を立てて、彼らを先頭の前面に送りだすのです。
鉄や青銅の剣ではなく、盾でもなく、主への賛美の歌を一番最初に、一番前にして戦ったのです。
結果は完全な大勝利です。

戦力では劣っていました。敗戦が予測できました。
しかし、拠り頼むものがモアブとアンモンの民とは違っていました。
主は、あわれみ深く、恵み豊かで、力強い神です。主は勝利されます。

私たちは今、戦闘はしないでしょう。
しかし、日々の生活の中で悩み、迷うことも少なくないのです。
その生活の中での戦い、社会、仕事の場での戦い、歩みに勝利するのと、この時と同じことがあります。
主への感謝と、主から来る恵みをいつも最初に覚えて賛美すること。
いつもこのことを忘れないで、声に上げ、祈りにして歩む時。
主は、思わぬ伏兵さえ備えてくださって、私たちを勝利、解決、祝福へと導いてくださるのです。
自分やこの世の力に頼らず、主に信頼して賛美することが、私に平安と力を与えてくださるのです。

毎日の最初に、賛美と感謝を。
私の行動の最初に、賛美と感謝の声を上げます。
シャローム