「あなたがこの場所とその住民について神のことばを聞いたとき、あなたは心を痛めて神の前にへりくだり、わたしの前にへりくだって自分の衣を引き裂き、私の前で泣いたので、わたしもまた、あなたの願いを聞き入れるー主のことばー」歴代誌 第2 34章27節 (2017新改訳)
ヨシヤ王は、これまでに最も主の目にかなうことを行ない、行い続けた王だと言えます、
偶像の祭壇を打ち壊し、主だけを慕い求めて、道を間違えないで、右にも左にもそれませんでした。
そして民にも、徹底させたのです。
そんな王の命令で仕えていた祭司のヒルキヤは、主の律法の書を見つけます。
隠されていた律法の書です。
これまでは、隠さなければならないほど、偶像礼拝が深く広まっていたのです。
今、ヨシヤ王になり、祭司と民は律法の書を聞く機会を得られたのです。
偶像礼拝を続け、主のことばに従わなかった王と民がいたこと、それが長く続いて来たことをしり、王は、衣を裂き、涙して祈りました。
心を痛めて祈り、へりくだったのです。
ここ27節では、「神の前」そして「わたしの前」と言い換えて、強調し、王がへりくだったことを示します。
何か素晴らしい業績をあげることや、華々しい活躍をすることに遥に勝るものがあります。
それは神の前にへりくだって、祈り、主のことばに従うことです。
その人は、主に喜ばれ、愛され、祝福されるのです。
主のことばを、朝に夕に聞いて、へりくだって与えられた新しい一日を歩みたいものです。
シャローム