「蒔かれると、成長してどんな野菜よりも大きくなり、大きな枝を張って、その陰に空の鳥が巣を作れるほどになります」 マルコの福音書 4章32節

4章の続きです。
イエス様は、神の国を「神の国」をからし種にたとえました。
初めは、どんな種よりも小さな種であったのがからし種です。
しかし蒔かれると、種は成長して、どんな野菜よりも大きくなると言います。
それは神の国の持つ成長力を現します。
罪の溢れる地上の世界ですが、イエス様が語られた福音によって、神の国は人々の間に成長し広がっていきます。
初めは目に見えないほど、影響力などまったく無いように思えますが、語られた福音は、間違いなく広がります。
神の力が働くのです。

そして神の国は、人々に罪の赦しと平安を与えます。
鳥が巣を作るとは、住むべき場所として選び、そこに安心を求めると言うことです。
神の愛がそこにあるからです。
そうして福音を知った人々は、真の平安と喜びを受け取っていくのです。
神の国の力は大きき広がります。その成長力は確かです。信じて、神の国を広げる福音の使者になりましょう。
シャローム