「しかし、苦しめれば苦しめるほど、この民はますます増え広がったので、人々はイスラエルの子らに恐怖を抱くようになった。」 出エジプト記 1章12節

エジプトの王も代替わりをして長い年月が経ち、王も民もヨセフの働きを忘れてしまいました。
人々の恩義の心などはかないものです。王も民もエジプトで人数の増えたイスラエル人を恐れ、邪魔に思うようになったのです。
それで過酷な労働を彼らに課して苦しめたのです。

しかしと、ここにあるように。
苦しめれば苦しめるほど、イスラエルの民は増えたのです。
増え広がったと、ありますからただ人数が増えたのではなく、国中で目立つ働きをするようになったのでしょう。
しかし、苦しめてもイスラエル人は増え広がるのです。
何故なら、神様が祝福し、神様がイスラエル人をエジプトの地で増え広がるようにご計画をされたからです。

神様の計画に人が妨害をしようと試みて挑んでも無理なことなのです。
ましてや良いことをしようとするのではなく、悪意を持って臨むことが上手くいくはずがありません。
あわれみ深く、恵みを注ぐ神様の良い業を阻むことなどできないのです。

逆に考えれば、私たちは神様が良くしてくださることを信じて従うならば、それは必ず、大きく実現するのです。

シャローム