「それなら、私たちはイエスを通して、賛美のいけにえ、御名をたたえる唇の果実を、絶えず神にささげようではありませんか。」 ヘブル人への手紙 13章15節

私たちは、イエス様のお名前を通して父なる神様になんでも祈り求めることが許されています。
それはとても大きな恵みが与えられているということです。
自分の必要のため、必要とする助けを求めて祈ります。
友のため、取りなしの祈りもします。
しかし、私たちが忘れてはいけないのは、神ご自身をたたえる賛美の祈り、声を上げることです。

声に出して祈ります。
それが唇の果実です。
果実ですから、良いものとして結実をしたということです。
言葉の中で最高のものを神をたたえる言葉として上らせるのです。
しかもここには「絶えず」とあります。
絶えずとは、24時間歌い続けよということではないでしょう。
順風の時も逆境に苦しむ時でも変わることなくいつも賛美しようということです。
神様への祈り、賛美は絶えさせてはいけないのです。
手紙の書き手は、受け取る人たちにささげようと語りかけています。賛美は信仰の友人、教会の家族と一緒にささげることがふさわしく、父なる神様に喜ばれるのです。

今、私たちもヘブルの教会の人たちと一緒に心を合わせて唇の果実をささげましょう。
今日も明日も、止めることなく歌いましょう。
その時、牢獄に繋がれていても喜び感謝を失わなかった先人の信仰の喜びを経験するでしょう。

シャローム