「子たちよ、今、手をこまねいていてはなりません。主はあなたがたを選んでご自分の前に立って仕えさせ、ご自分に奉仕する者、香をたく者とされたからです。」歴代誌 第2 29章11節 (2017新改訳)

主に背いたアハズ王に代わって王となったのはヒゼキヤです。彼は、すべて主の目にかなうことを行いました。
それは具体的であり、徹底したものでした。

ヒゼキヤは、先祖たちの罪を告白して悔い改めます。
そして、主が再び自分たちと契約を結んでくださることを願うのです。
先祖たちかが持ち込んだ偶像礼拝の道具などが、恐ろしいことに主の宮の中にまで入り込んでいました。
ヒゼキヤの命令で祭司とレビ人は、それらを主の宮から取り除きますが、その作業にはなんと八日間も必要だったのです。17節。
先の王と人々の罪が、どれほど大きなものであったかが分かります。
同時に、ヒゼキヤの悔い改めと、きよめが徹底したものであることが分かります。

真の悔い改めには、徹底する心と行動が必要です。

そしてヒゼキヤの信仰が素晴らしいのは、悔い改めた者には、主の回復と祝福が与えられることを信じて、行動することです。

手をこまねくなと、ここで語ります。
主は、既にあなたがた、即ち悔い改めた者を選んで、愛してくださっていると、知っています。
そしてその人は、立ち上がり、積極的に主の前で仕えて、主を礼拝することを勧め、命じます。

悔い改めが、自分の胸を打ち叩き下を向いて行動することなら。
主に仕えることは、顔を上げて立ち上がり、主の前で具体的な行動をすることです。
香をたくのは現代ならば、祈り、賛美することでしょう。そして、献身して主に仕えるのです。
社会の場で、家庭で、礼拝の場で。
シャローム