「イスラエルの子らは、周囲のすべての敵の手から救い出してくださった彼らの神、主を、心に留めなかった。」 士師記 8章34節

イスラエルの子らをミデヤン人の苦しみから救い出してくれた士師ギデオンが死ぬと彼らはすぐに罪を重ねます。
感謝の心は続きません。

しかしギデオンは、ギデオン一人の力でイスラエルを救い出したのではありません。
主が助けてくださったのです。
ギデオンは、主の剣として召し出され用いられたのです。

それなのに、イスラエルの子らは主の愛と恵みをすぐに忘れるのです。

すぐに主を捨て、諸々の神々を自分の思いのままに愛してしまうのです。
「心に留めなかった」
このことばは恐ろしいことばです。
そこには感謝も愛もありません。
私たちは苦しみの時も、喜びの時も主に目を向けるのです。
主と自分の心を結びつけ、いつも主を愛するのです。
私の心が主に向き、主を愛することがないときに、私には真の喜びも平安もないことを知っておかなければなりません。

あなたの心は、今朝も主と結びついていますか。

シャローム