「だれでも神のみこころを行なう人、その人がわたしの兄弟、姉妹、母なのです。」 マルコの福音書 3章35節
3章に入りました。
この時、母マリアとイエスさまの兄弟たちが、イエスさまを連れ戻すために訪ねて来ていたのです。
それはイエスの良くない噂を聞いて、心配した結果のことでした。
しかしイエスさまは、そのことには直接に答えられないで、誰が神に喜ばれるのかを教える機会とされました。
人に従うより神に従うべきであると言うことを示されたとも言えます。
神のみこころを知ることは私たちには簡単なことではありません。
それでは、神のみこころを行なうことはもっと難しいことではないのでしょうか。
そうでもありません。
みことばは私に向けて語られていますから、そのことばを聞いて従う時に、行なうべきことが分かります。
そして何よりも、イエスさまは私たちのことを神の家族だと呼んでくださるのです。
私たちは、母マリアが生きている時代には生きてはいません。
ヤコブやペテロと同じ時代、同じ地域にも居ることができません。
けれども、そんな私たちもイエスさまの神の家族なのです。
家族としてイエスさまを愛して生きることこそが、みこころを知り、みこころを行なうことの始まりです。
シャローム