「このようにして、アロンが聖所に入るときには、さばきの胸当てにあるイスラエルの息子たちの名をその胸に担う、それらの名が、絶えず主の前で覚えられるようにするためである。」出エジプト記 28章29節 (2017新改訳)

祭司が着る聖なる装束について作り方と、その身に着けかたが主によって命じられます。
祭司は、罪人の代表として、主の前に進み出ますが、主によってその者は聖なるものとしてあ取り扱われて、受け入れられるのです。

ここに聖所に入るときの装束について示されています。
アロンは、胸にIsraelお12部族の名前を担って、主に近づきます。
12部族、罪人の代表として、大切にその名前を担って、近づくのです。
祭司は自分のためではなく、主を信じる罪人のために、主に近づくのです。それが祭司の役目です。

そしてこのように聖なる装束を身に着けるのは、大切な一つのことを、私たちが知り、心に刻むためです。

私たちの名前は、絶えず主に覚えていただけているのです。
そのことを私たちが確信して平安に主に祈り、主を愛するように、名前を刻んだ胸当てを着て、アロンは近づくのです。
愛する隣人、友人、家族のために。
そして今、主イエスを愛する信仰者は、いつも主イエスにその名前が覚えられていることを喜ぶのです。
今は、祭司アロンに委ねなくても、私たちはいつでも主に近づくことが許されています。
胸当の12の宝石で衣装を飾らなくても、私たちはいつでも、どこででも「アバ。父。」と、親しく祈れるのです。

しかし覚えておきたい。
出エジプトを果たしたあの日から、主は、いつも私たちの名前を覚えて、忘れることがない方。
そのことをこの朝も喜びたい。
シャローム