「ヨシャファテは彼らに次のように命じた。「あなたがたは主を恐れ、真実と全き心を持って、このように行わなければならない。」歴代誌 第2 19章9節 (2017新改訳)
北イスラエルの王アハブと一緒に戦いに行き敗戦して戻ってきたヨシャファテに向かって、先見者エフーは、悪者であるアハブを助け、主を憎み敵対する北イスラエルの民を助けたことは間違いであると指摘します。
主の怒りがあることも告げますが、ヨシャファテが主を愛して、偶像礼拝を取り除いてきた歩みも評価してくれるのです。
ヨシャファテの信仰の優れたところは、このような厳しいことばを受けた後も、主に従おうと行動することです。
ユダの各地にさばき人を置き、民が主のことばにだけ従うように命じるのです。
主が、どれほど誠実に愛をもって、自分たち南ユダの民に接してくださってきたのかを示します。
主は不正をされない。
主はえこひいきをしない。
主は賄賂も取らない。
主は罪人をも愛してくださり、赦しの道も備えてくださる。
しかし、ただ同胞の人間だから、同じ地に住む者だからと言って、主を憎むものを助けることを主が許すことはないのです。
罪に対しては、主のことばを伝え、主の前に悔い改めることを教えます。
罪の友とはならないで離れます。
いつも、自分が主のことばに忠実に従うこと、主を正しく恐れる生活をします。
主がえこひいきもせず、不正をされないのですから、私たちも同じ心と行動を取るのです。
失敗し、厳しいことばを受け取っても、なお、主に従い行動を止めないヨシャファテに倣いたいと思いました。
シャローム