「王は律法の書のことばを聞いたとき、自分の衣を引き裂いた。」列王記 第2 22章11節 (2017新改訳)

2019年も一年間、朝ごとにみことばのメールを受け取ってくださって感謝します。新しい年、2020年も一緒に聖書に現された神の愛のことばを聞いていきましょう。
ここでヨシヤ王は、衣を引き裂いています。
悲しみを現しているのではありません。
もちろん、涙を流して引き裂いたのだろうと想像することができます。
ヨシヤ王は、父やそれよりも前の王たちが、主の前にどれほど酷い罪を重ねてきたのかを、この時、知って泣いたのです。
そしてその罪を自分のこととして受け止め、悔い改めの声を上げたのです。

この衣を引き裂いたのは、心からの悔い改めを現す行為だったのです。
父たちの罪を代わりに悔い改めたのではありません。
これまでそのような罪が重ねられてきたことに気がつかなかった鈍感な我が身を恥じたのです。
そしてこの時、発見された律法の書を改めて真摯に聞くことで、自分も又、主の、前に罪人であることを自覚して、悔い改めたのです。

主のことばを聞いて悔い改めることができることの幸いを覚えます。
何故なら、そこから新しく歩めるからです。
そこには愛の主の強い導きの御手があるからです。

主は、砕かれた心で主の前に行く人を、ありのまま受け入れてくださり、これまで以上に愛して導いてくださるのです。
新しい年、罪に敏感になり、衣を引き裂くほどに主のことばと主の臨在を身近に具体的に感じて、応答したいのです。
朝ごとに新しい心で、聖書のみことばを聞きます。
主よ。お語りください。
シャローム