「その夜、神はソロモンに現れて仰せられた。「あなたに何を与えようか。願え。」」歴代誌 第2 1章7節 (2017新改訳)
今日から、歴代誌の第二に入ります。
ソロモンが広い領土と豊かな資産、安定した国の王となったのは、ここで神、主に財産や強い軍事力ではなく、民を正しくさばく知恵を求めたからでした。
それ故、知恵の王として内外に知られるようにもなったのです。
今朝は、その時の出来事からこの1節のことばが心に留まりました。
神が、ソロモンに仰せられたのです。
願えと、仰せられた。語りかけたのです。
与えるから、願えと、仰せられたのです。
私たちは、神に祈り求めます。
しかし、ここを見ると分かることがあります。
神は、私たちに必要な物があることを知っておられます。そして、与えようと思っておられる。
私たちが願う前に、神は、与えようと待っておられる。与える力のある方です。
与えるから、願えと、この順序なのです。
これが真の神、存在される神、全能の神なのです。
神は、私たちに願えと、語ってくださるのです。
私たちが、無理な願いを祈り求めるのではなく、神が、願えと語ってくださるのです。
だからこそ、私たちは神のみ心に沿った祈りをするべきなのです。
シャローム