「どうか、兄上のために持参した、この祝いの品をお受け取りください。神が私を恵んでくださったので、私はすべてのものを持っていますから。」ヤコブがしきりに勧めたので、エサウは受け取った。」 創世記33章11節

「変化」
32章24節では、ヤコブは一人残りました。
旅団の一番後ろにいました。
33章3節になると、ヤコブは先頭に立っています。

贈り物も、最初はエサウの怒りを鎮めようというなだめるための品でした。
今、同じ品をヤコブは兄エサウへの祝いの品、感謝のしるしへと変わりました。

ヤコブが、夜明けまで祈ったことで変えられたのです。
そしてヤコブはここで告白しています。
「神が私を恵んでくださった」

兄に憎まれたのは、兄の祝福を画策して自分の力で手に入れようとした罪の結果でした。
今、変化したヤコブは、主の恵みを知る者になったのです。
自分には足りないものはないと知っています。
「私はすべてのものを持っています」と、告白できるのです。

祈り、主との祈りを通して交わす会話、交流は私たちを変えるのです。
ヤコブのように祈りに祈って変えられる経験をしたいものです。
できるはずです。

シャローム