「すなわち、キリストが苦しみを受けること、また、死者の中から最初に復活し、この民にも異邦人にも光を宣べ伝えることになると話したのです。」」使徒の働き 26章23節

パウロがユダヤ人にも異邦人にも、等しく語り伝えてきたことは、要約すればこの一文でした。
ここには3つのことが語られています。

1つは、キリストが復活されたこと。
もう一つが、その復活が、ユダヤ人にも異邦人にも同じことが伝えられたこと。
3つ目には、復活こそが、ユダヤ人にも異邦人にも、等しく光となることです。

復活があることは、死を恐れなくても良いということ。
これまで、ユダヤ人にだけ与えられてきたと考えられてきた恵みは両者に等しく与えられるのだということ。
死の先に希望があること。

アグリッパ王が驚いたわずかな時間、わずかなことばの中に、私たちが一番恐れ不安になる死に対する解決が与えられているのです。

私たちが日々の生活で、また、礼拝で語り証しすべきことは、このわずかなことばだけでよいのです。
もう一度、そのことを心に覚えたいと思う朝です。
光を知っている、持っている私なのだから語るのです。

シャローム