「そして、私にこう言われた。「あなたの子のソロモンが、私の家と私の庭を造る。わたしが彼をわたしの子として選び、わたしが彼の父となるからだ。」歴代誌 第1 28章6節 (2017新改訳)
ダビデは、イスラエルの国中の責任ある人たちを集めて、語りました。
ダビデの子であるソロモンが、主の命令により主の宮を建てることを語りました。
それは人々が、心を一致させて、ソロモンに仕えて、建設を成功させるためです。
この事業は大切なものです。
設計図に始まり、必要な資材もダビデが用意しました。
主が、そのように導かれたからです。
そしてここでダビデは、ソロモンが主の宮を造るのだと、主ご自身が語られたことばを皆に伝えます。
ここで心が留まりましたのは、主が「主の家」を造るとだけ語られたのではなく「主の庭」を造ると語られたことです。
庭は、神殿の中庭だと、考えます。
宮そのものと、聖所は礼拝のための大切な場所です。
そしてそこには庭があるのです。
主と信仰者の親しい交わりの場所と、言えるでしょう。
後半の20節でも、主がともにいてくださるのだと、ダビデは語っています。
礼拝、献げ物をするために場所だけではなく、主と親しく交わる庭を作るように命じてくださったのです。
主を正しく畏れることは、礼拝をして主を崇めるのに大切な心です。
そして同時に、主と親しく交わりを持ち、主を喜ぶ場所が庭なのです。庭があることが主がともにいてくださり、親しく交われることを示すのだと、思います。
主を崇め、主と親しく交わる。心に刻んでおきたいのです。
シャローム