「主はこう言われる。「もしもあなたがたが、昼と結んだわたしの契約と、夜と結んだ私の契約を破ることができ、昼と夜が、定まった時に来ないようにすることができるのであれば、」エレミヤ書 33章20節
主はイスラエルの民にさばきを与え、捕囚という苦難を経験させています。
しかし、イスラエルの民が、もう一度、主を呼び、主の前に歩むのであれば、主は、さばきからの回復と祝福をもう一度与えると、語ってくださるのです。
主はここで、回復と祝福が、主がダビデと結ばれた契約によるものであることを示します。
即ち、主が結んでくださった契約は完全に失われて破棄されてしまうことはないのです。
民の罪の結果、さばきがあったとしても、主は結ばれた契約を破棄されないのです。
その証拠がここに示されます。
夜と昼が定まった時に来る、決して混ざってしまうようなことはおきません。
その自然の秩序が崩れてしまうことがないように。
主の契約も、決して崩れてしまうことはないのです。
主と私たちの契約は、元々、主の方から結んでくださった一方的な恵みの契約でした。
その契約が結ばれたのです。天と地を造られて、今も保持しておられる主は、その天地の秩序が崩れないように、主の契約も崩れないのだと、私に教えてくださる。
だから、悔い改めて主の前を歩め。それが主の命令です。
シャローム