「主はヤコブに言われた。「あなたが生まれた、あなたの父たちの国へ帰りなさい。わたしは、あなたとともにいる。」」 創世記31章3節

28章15節で、傷心のヤコブの旅の初めに夜に、主がヤコブに約束をされたことがこの時、成就しました。
叔父のラバンは、幾度もヤコブとの約束を変えて、ヤコブを苦しめるようになりました。
二人の娘も、父ラバンよりもヤコブを愛して信頼しています。
そのような状況が31章では記されます。
そしてヤコブが父イサクの元へ帰るべき時が来たのです。

それは主の方からことばをかけてくださり、なによりも一番大切な約束を確認させてくださるのです。
「わたしは、あなたとともにいる」
この約束、この恵みに勝るものが他にあるでしょうか。ありません。

苦労して、財産が増え、家族も増えました。だから、父の元へ帰るというのではありません。
主が、定められた時が満ちたのです。
主が、教えてくださったのです。
ですから、後は立ち上がって行動するだけです。いえ、応答して行動すべき時です。

ここで何度も「あなたが」と記されていることに心が留まりました。
主はあなたと言われる。私という個をいつも見ていてくださり、私とともにいてくださるのです。
そしてことばを与えてくださる。
「わたしは、あなたとともにいる」
このことばは、今日、あなたに、そして私に与えられたのです。
力を得て、立っていこう。

シャローム