「ミカヤは言った。「それゆえ、主のことばを聞きなさい。私は主が御座に着き、天の万軍がその右左に立っているのを見ました。」歴代誌 第2 18章18節 (2017新改訳)

北イスラエルの王アハブは、南ユダの王ヨシャファテに声を掛け、一緒にアラムを攻めようと誘うのです。
アハブは王の預言者400人を集めて、アラムとの戦いに勝利できるのかを尋ねます。
預言者たちは、アハブ王が気に入ることだけを語ります。

ヨシャファテが、他の預言者の言葉を求めた時に、召し出されたミカヤは、アハブ王の使者が、王の気に入ることだけを語るように命じます。
しかしミカヤは、神、主だけが語ってくださったことをアハブ王に告げるるのだと、答えます。
そして、14節では、主のことばを聞かないで、アラムに攻め上って勝利できるならば、その通りにしてみれば良いと、皮肉を込めた言葉を語ります。

ミカヤは、繰り返して宣言します。
神、主が語られたことだけを、自分は語るのだと言います。

戦いに勝利できるかどうかを、尋ねる前から、アハブ王と、その預言者たちは聞くべきことばがあるのです。
「主のことばを聞きなさい」
昨夜も、今朝も、今夜も主のことばを聞いて従う信仰者であり、主のしもべならば、それで充分なのです。
主の恵みと守りは、私たちの想像を超えて豊かであり、私に必要なものなのです。

既に主は語ってくださっています。
私たちは、その主のことばを聞くのです。
それ以外には求めるべきことばはありません。
シャローム