「「あなたが主の名によって私たちに語ったことばに、私たちは従うわけにはいかない。」エレミヤ書 44章16節

恐ろしい。非常に恐ろしい告白の言葉がここにあります。
エレミヤは民の罪を指摘します。そして心を砕かれて悔い改めることを迫るのです。
民はエジプトへ逃れても、そこで主に断ち滅ぼされていくのだと語ります。
だから、他の神々を崇めずに主に立ち返れと迫っているのです。

しかし、民は、従わないと頑として拒むのです。
この民は、妻たちが天の女王を崇めてそれに従い、夫たちも妻を、主に立ち返らせるのではなく、一緒になって偶像の神々を崇めているのです。

そして告白します。
自分たちが、天の女王を崇めていた時は、豊かであり、それをしなくなった時には、飢饉があり、バビロンの剣によって苦しめられたのだと、告白します。
主のことば、主から預かったエレミヤのことばを聞くのではなく、自分たちの言葉が正しいと訴えるのです。
そして、主には従わないと言うのです。

どこまで頑固なのでしょう。
どれほど恐ろしい罪を重ねるのでしょう。
何故、これほどまでに主のことばを聞いて、従うことが嫌なのでしょう。
自分を一番として、主を愛さない者たちの恐ろしい罪の姿と言葉がここにあります。

礼拝の日曜日です。
主が、私に語ってくださることばを感謝と喜びをもって聞きましょう。
そこに平安、恵みがあります。

シャローム