「主イエス・キリストを着なさい。欲望を満たそうと、肉に心を用いてはいけません。」 ローマ人への手紙 13章14節

私たちは主が与えてくださった律法を完全に守ることはできません。不可能なのです。
ですから神は御子を私たちに与えてくださったのです。
御子を信じる者が救われるために、神が、私たちのためにご自身で犠牲を払ってくださったのです。
これほどの大きく深い愛は他にありません。

しかし、だからといって律法を守らなくてよいということにはなりません。
律法を知り、善を行うことはすべての人にとって正しことであり、求めるべき歩み方です。

肉の欲望に従って歩むならば、その歩みには愛がありません。
そして心は傷つき滅びていくのです。
ですから聖書は警告するのです。

正しい歩み方は、要約すれば愛することです。
神と隣人を具体的に愛するのです。
律法は、愛をもって行うのです。
そのことをここでは「主イエス・キリストを着なさい。」と表現して、命じます。
着ることによって、私が、イエス・キリストに覆われるのです。
覆われたので、私は、イエス・キリストの愛に倣って、毎日を生きるようになります。
私の前には、イエス様が歩まれた道が示されています。
ちゃんとイエス・キリストを着ているならば、道を間違えません。

シャローム