「ヨセフは穀物を、海の砂のように非常に多く蓄え、量りきれなくなったので、ついに量るのをやめた。」 創世記41章49節
先の牢獄での献酌官長の夢の解き明かしから2年後、ヨセフは王ファラオの夢を解き明かす機会を与えられます。
牢獄から解放された後に、献酌官長がヨセフのことを忘れてしまい、この時になって思い出したのも、すべて主の導きと計画があったのだと知ります。
ヨセフは素晴らしく夢を解き明かした上で王に進言をして、信頼されます。
その時、ヨセフは16節で「神がファラオの繁栄を知らせてくださるのです」と、告げました。
その通りに、7年の豊作で得た穀物は、飢饉に備えるのに十分であるばかりか、それ以上に多く蓄えたのです。
ここでは非常の多く蓄えて、量りきれなくなったと、あります。
この事実は、神が繁栄させてくださるということに繋がっています。
神、主の恵みは、私たちが量ることなどできないのです。
量る必要もないほどに、非常に豊かで、豊かで多いのです。
ただ、それをヨセフのように、神が繁栄させてくださるのですと、信じて受け取っているのかどうかが大切になります。
ヨセフは夢の解き明かしも含めて、自分を誇りません。主の恵みと導きを感謝して、語るべきことばを語っています。
このような信仰者に、主が注いでくださる恵みは量ることなどできないほど豊かで多いのです。
あなたにも注がれています。
信じて、両手を広げて受け取っていきましょう。
シャローム