「彼は異教の祭壇と高き所を取り除き、石の柱を砕き、アシェラ像を切り倒し、」歴代誌 第2 14章3節 (2017新改訳)
驚くことに南ユダ王国には、いつのまにか異教の神々の像が安置されて、人々はそれを拝み。
また、異教の神々にいけにえをささげる高き所が作られていたのです。
偶像も石の柱、アシェラ像と、人々は自分たちの思うままに様々な像を作っていたのです。
モーセの律法に「自分のために偶像を造ってはならない〜いかなる形をも造ってはならない」と、あるにも関わらず彼らは造ったのです。
そのようなものは、一気に造られ安置された訳ではないでしょう。
いつの間にか、町を埋め、人々の生活に入り込み、人々の心を占領してのです。
恐ろしいことです。
像を造れば、それを拝むのです。
高き所があれば、そこでいけにえをささげるものです。
アサ王が、主にだけ信頼し、モーセの律法に従って歩もうとすれば、これらの像、高き所を取り除くことが最初に取り組むべきことでした。
これは絶対に必要なことです。
これらをそのままにして、主を愛し、主のことばに従うことはできないのです。
取り除き、切り倒した上でアサ王は、人々に主を求めさせ、律法を守らせたのです。
高き所を取り除き、像を砕き、切り倒すことは、悔い改めることを示しています。
悔い改めと、主を慕い求める心がいつも一緒にあることが、聖書の神、主への信仰の姿です。
今、私たちの心の中に、高き所や石の柱、自分で造った像が入り込んではいないでしょうか。
それがとても小さなもの、薄いものであっても、それらはすべて取り除き、切り倒して、主だけを心の真ん中に置かなければなりません。
二心のない心で、主を求めて、この一週間を歩み続けたいものです。
シャローム