「だからあなたがたは自分自身に十分に気をつけて、あなたがたの神、主を愛しなさい。」ヨシュア記 23章11節
自分の死ぬべきときを知ったヨシュアの惜別の説教です。
ヨシュアは民が自分が死んだ後に、すぐに主を捨てて偶像を愛して好き勝手に歩む自分勝手で罪深い人たちであることを知っているのです。
ですから、彼らに守るべきことを命じ、主の恵みと守りがこれまでどれほど大きなものであったのかを語るのです。
23章を読んで気がついたことがあります。
ひとつは「あなたがた」という表現が繰り返されていることです。
神が、イスラエルのたみ「あなたがた」を愛して祝福してくださったこと。
神は「あなたがた」の神であること。
このことを忘れないように、どこかの、誰かの、よく知らない神ではなく、あなたがたを愛してくださっている神だと、教えます。
そしてもう一つ、神、主を愛するように命じます。
神を恐れよではなく、神を愛せよと命じるのです。
主から注がれる恵みと受け取り守られている民なのに、そのことを忘れてしまうから、警告するのです。
十分に気をつけて、神、主を愛すること、愛し続けることに心を向けるように命じるのです。
神、主は、今の時代を生きる私たちの神、主です。
この方、神、主を愛していきましょう。
シャローム