「今、わたしはこの場所でささげられる祈りに目を開き、耳を傾ける。」歴代誌 第2 7章15節 (2017新改訳)

主の宮の奉献を終えて、民はみんな心が満たされていました。10節。
真の神への礼拝は、私たちの心を満たしてくれるのです。そして私たちの生活、人生を満たしてくれるのです。

今朝の箇所は、昨日の箇所のソロモンの祈りのことばに対する応答の主のことばです。
ソロモンのことばを、そのまま主が同じことばを返してくださることで、祈りが聞かれたことを示し、祈りが主のみ心に沿った正しいものであったことを示します。

主は、今、この時の祈りも、今、この時から先の祈りも聞いてくださると答えてくださっているのです。何と言う幸いでしょう。
そして主は、ソロモンの祈りのとおりに、目を開いて見ると、語ってくださっています。
それは主に祈る私たちの生活、私自身を主がいつも見て、見守っていてくださるということです。

私たちが主に祈る時、主は、その時だけ目覚めて私の祈りを聞いてくださるのではなく、いつも私を見ていてくださり。
私が祈る時には、祈りに耳を傾けて答えてくださると言うのです。
だからこそ、私はいつでも安心して祈ることができます。

ここで言う、この場所とは、神殿と言う建物を指しているのではないでしょう。
主を信じて、主のことばに信頼して歩む者が立っている場所のことでしょう。
私たちは、主に心が満たされて祈る者でいたいのです。
祈ることができる者は幸いです。
シャローム