「ソロモンはこれらすべての用具を大量に作った。青銅の重さは量られなかった。」歴代誌 第2 4章18節 (2017新改訳)

神殿の中に置かれる物、道具が作られていきます。
その量は、ものすごく多いのです。
途中には、粘土の地でそれを作ったことが記されます。17節。
これが正確な記述であることを示すと同時にその製法にまで触れて、道具が大切に作られたことを現すのです。
主の宮の調度品、道具類は大切に作られ、飾りも施されるのです。

そしてここにそれが大量に作られたことと、青銅の重さは量られなかったことが記録されます。
量ることができないほど多かったのです。
それは何を意味するでしょうか。

イスラエルの王、この時の王はソロモンです。
王と民が主に従順に従い、主のことばを聞き。
偶像礼拝を徹底的に避けるならば、主は、その青銅の量を量ることができないほどの祝福を与えてくれると言うことです。

この後、北と南の分裂王国の時代になると、神殿の多くの大切な物は奪われていきます。
主に背き、罪を重ねる時には、そこには何も残らないのです。

量ることができないほどの祝福。
量る必要もないほどに溢れる祝福。
それがこの18節に示されています。
現代の私たちも同じです。
献げるほどに祝福されて増えていき。惜しみ、主から離れるなら失うのです。
シャローム