「エルサレムを山々が取り囲んでいるように 主は御民を 今よりとこしえまでも囲まれる。」詩篇 125篇2節
1節では、信仰者がシオンの山にたとえられています。
揺るがない山、信仰の中心地にして揺るがない信仰を持つことを示すのです。
そして2節。今度は信仰の都エルサレムを、揺るがない山々が取り囲んでいる様子を示すのです。
そして都を山々が取り囲むように、信仰者を主が取り囲んでいるのだと、教えます。
それは」主が信仰者を取り囲み守っていることを象徴しているのです。
主は、私たちを全方位、あらゆることから守っていてくださるのです。
その守りは、揺るがない山々以上の堅い守りです。
取り囲んで守るとは、二つの面を持ちます。
主は、信仰者を敵から守ってくださいます。私たちを苦しめる外側からの攻撃や批判から守ってくださる。
そして主は、堅い守りで、私たちが迷い出てしまうのを防ぎ、守っていてくださるのです。
さらにその守りは山々が長い年月、動くことがないのを越えて、今からずっと先、とこしえまでも守ってくださると言うのです。
山はいつか崩れ、変わるかも知れません。
しかし、主の守りは今この時から、とこしえに変わることなく強固に守ってくださるのです。
シオンの山、エルサレムを見上げて、主の守りがあることを覚えて、平安を受け取っていこう。
シャローム