「その目は燃える炎のようであり、その頭には多くの王冠があり、ご自分のほかにはだれも知らない名が記されていた。」 ヨハネの黙示録 19章12節

いよいよ、主イエスの再臨の時の様子を記します。
11節から記されるのは、再臨のイエスの姿です。
信仰者は、主イエスに花嫁として迎えられるのだと、7節から9節は記します。
そこには終末の日には、イエス様は信仰者と深い交わりを持ってくださることが記されています。

そしていよいよ終末の日のさばきが行われます。
続く13節では、さばきによって流される血によって、この方の衣が染まることが記されています。
主の徹底したさばきが行われるのです。
これまで明かされては来なかった終末の日のさばきにも、黙示録は言及します。

それでも私たちは1節で「ハレルヤ。救いと栄光と力は私たちの神のもの」と歌われ賛美される方のことを、すべて知ることはできません。
ここ12節には、イエス様が王の主の主であることを、多くの王冠が示します。
そして私たちには知ることができない名が記されていることだけを、ここにヨハネは書き記します。
私たちには、主イエスのすべてを知ることなどできません。
終末の日にも、私たちはまだまだイエス様のことを知り尽くすことはできません。それがほめたたえられるべき、真の神なのです。

知らないことがある。知る尽くすことができないことがあります。
そう素直に、心から告白できることが真の神を信じている証しでもあり、平安にも繋がっていると思います。
シャローム