「これらすべてのことばを聞いた王も、彼のすべての家来たちも、だれ一人恐れおののくことはなく、衣を引き裂くこともしなかった。」エレミヤ書 36章24節
主が、くだそうとしているわざわい、さばきをすべて書き記した書物が、王とその家来たちの前で読まれた時のことです。
王は、その書物を破り、燃やしました。
聞きたくないさばきのことばと罪の指摘を、なかったことにしたかったのでしょう。
しかし、書物を破り捨てても、燃やしても、主のさばきのことばはなくなりません。
なかったことにできないのです。
王たちには、ただ、書物にするされたことばを聞こうとしなかった、恐れなかったということではおわりません。
王たちには、主を恐れるという心がありませんでした。
さばきのことばを聞いて、悲しみ、衣を裂いて悔い改めることがありませんでした。
しかし、それは自ら主の赦しと回復を捨て去ることです。
私たちは、主を恐れ、主のことばを恐れて聞こうとする時に、主のあわれみと赦しを得るのです。
あなたは、主のことばをどのような思いで聞きますか。
シャローム