「マグダラのマリアともう一人のマリアはそこにいて、墓の方を向いて座っていた。」マタイの福音書 27章61節
イエスが十字架で処刑されると知った、裏切り者となったユダは、その事実から逃げ出しました。
祭司長たちは、ユダが自ら死を選んだことを知ると、突き返された銀貨を正しく取り扱うことから逃げ出しました。
もちろん、ユダの罪の共犯であるのに、知らないふりをして責任を取らずに逃げ出しました。
総督ピラトは、自分の悪い評判が立つことを恐れて、無実だとしていたのにイエス様を無罪放免にすることから逃げ出しました。
マグダラのマリアともう一人のマリアは、イエス様が葬られた墓をじっと見つめ続け、十字架の処刑の後がどうなるのかを確認しました。
愛する先生であるイエス様の死から目を離さないで、逃げ出しませんでした。
マリアたちは墓の方を向いています。
この悲しい出来事と向き合っていたのです。
私たちも今、まだまだコロナの影響を受けています。様々な問題があります。
逃げ出さず留まって、いつもイエス様の方を向いて、見続け、祈り続けていきましょう。
祈り続け、イエス様から目を離さないならば、私たちはするべきことを知ることができます。
そしてイエス様と向き合う人は、なすべきことができるように導いてもらえるのです。
シャローム