「主に感謝することは 良いことです。 いと高き方よ あなたの御名をほめ歌うことは。」詩篇 92篇1節

主を信じる者は、10節に歌われるように強められ豊かな恵みを受け取ります。
そして主の家に移植された木々のように成長し豊かな生き方が与えられます。また、御国での幸いが約束されています。
それに対して、主を信じない人は「無思慮な者であり、愚かな者」と呼ばれるのです。
その人たちは、この世の栄華を味わっているようで、その道は滅びなのだと、9節で繰り返して強調するのです。

きっと今、詩人は順風満帆なのではなく、苦悩もあり涙する日を過ごすこともあるのでしょう。
その脇で悪しき者が豊かな生活を送っているのです。

しかし詩人はそれ羨みません。また、悪しき者の滅びを願うのとも違うのです。
詩人が、最初の1節と終わりの15節で、声に上げることが一番大切なことなのです。
ですから初めに声を上げ、結びの声とするのです。

それは信仰者の幸いは、自分の受け取る恵みを喜ぶことで終わらない。
主ご自身のことを告白し、主を賛美することです。
主に感謝し、主ご自身のことを賛美する日々を送ることが、信仰者の幸いなのです。

「主に感謝することは 良いことです。」私は主に感謝の声を夕に朝に声にしただろうか。
「主の御名を賛美」しただろうか。

主が、私を愛し、私のために地上に来てくださったクリスマスを祝う日が近づきました。
感謝と賛美の声を高く上げたい。
シャローム