「水がみなぎり、地の上に大いに増し、箱船は水面を漂った。」創世記 7章18節 (2017新改訳)

ノアが箱船を作り終えた時、神は七日後に雨を降らせて、すべての生けるもののを大地から消し去ると語られます。
そして動物がそれぞれつがいになって、神の命じる通りに、箱船に入って来たのです。
すべて主が命じた通りです。
ノアもまた、この時まですべて主の語られる通り、命じられる通りにおこないました。

ノアの家族と動物が箱船に入った時、神はその入り口の戸を、ノアのうしろで閉ざされたのです。
神のさばきの時は、必ずあります。
それはノアの手の届かないところで、神の御心のままにおこなわれ、神が閉ざすのです。

その後、箱船は力押し上げられて水面を漂うのです。
私たちは、神のことば通りにすべておこなったのであれば、その後は、神に委ねていくのです。
水面を漂うように神の御手に委ねるのです。

漂っているのは、何処へ行くのか分からない漂い方ではありません。
不安はありません。
神を信じて神に委ねて導かれているの状態です。
ここでは水がみなぎっています。罪をきよめ、ノアを守る神の力が満ち満ちている様子が象徴的にあるのです。
私たちは、神に委ねて漂う経験が必要です。

シャローム