「王はまた、第三の五十人隊の長と、その部下五十人を遣わした。この三人目の五十人隊の長は上って行き、エリヤの前にひざまずき、懇願して言った。「神の人よ、どうか私のいのちと、このあなたのしもべ五十人のいのちをお助けください。」列王記 第2 1章13節 (2017新改訳)

今日から列王記の第二を読みます。

アハブ王の後を継いだアハズヤ王も、主の前に罪を重ね、主のことばに従いませんでした。
彼は屋上の部屋から落ちて重体に陥った時、使者をエクロンの神に遣わして、自分の怪我が治るのかどうかを尋ねようとします。
主は、エリヤを通して、その王の使者たちにことばを伝えます。

イスラエルの真の神を信じないで、異教の偶像の神々を頼るのかと、厳しいことばを告るのです。
それを聞いたアハズヤ王は、エリヤを捕らえようと、兵士を送ります。
隊長と彼に従う五十人です。
エリヤのことを神の人と呼びながら、エリヤを捕らえようとする兵士たちを、主の火が焼き尽くします。
アハズヤ王は、もう一度、兵士を送りますが、また、主によって焼き尽くされるのです。

三人目の隊長は、謙遜に主のことばを聞くことができる人でした。
隊長は、エリヤに助けてくれるように懇願します。
彼はひざまずき懇願しました。それは主の前にひざまずいて、祈り願う姿でした。
主は、彼の願いを聞き入れます。

アハズヤ王と、前の二人の隊長は、主のことばに聞くことができない人でした。
ですから、自らさばきを招き入れて、滅んでしまうのです。
この場面は、私が、主のことばを聞くことができるのかどうかを問いかけているのです。

人に従うより、神に従う従うべきです。
人を恐れるよりも、主を畏れるべきです。
それは聞くべきことばを聞くことができるかどうかです。
聞くべき時に、謙遜になり、心と耳を傾けることができるかどうかです。
シャローム