「はじめに神が天と地を創造された。」 創世記1章1節
旧約聖書の最初の「創世記」に戻って読みます。
今、新約聖書は「ヨハネの黙示録」を読み進めています。もうすぐ読み終わります。
聖書の最後に収められている黙示録は、将に来ようとしている終末の日のことを示す預言の書です。
「創世記」は、始まりの書であり、聖書全体を指し示すビックタイトルの書です。
私たちが生きている、正確には神様によって支えられ生かされている地上の日々は、初めあり終わりがあると聖書は教えます。
初めがある。始まりがある。始めた方がただ一人おられるのです。
人の営みを指したり、歴史上の様々な出来事で似た事が再び起きる時に私たちは「歴史は繰り返す」などと言います。
日常の小さな事で言えばファッションや流行などが「70年代のファッショッが再び!」など言います。
しかし、神、主が私たちにいのちを与えて置いてくださり、今も支えていてくださるこの地上は、始めから終わりへと真っ直ぐに延びる一本の歴史です。
日々、特別な事が起きて、主の御手に導かれて進んでいくのです。
何も無いところ、何も無いと言うことが私たち人には想像の及ばないこと、時に、神が始められた。
「創造」とは、何も無いところに「有」を造られたということ。
造られたので、始まりました。
そのスタートは、創造をしようと計画されて実現された神の愛によります。
神様の愛が地上の世界と歴史を造られて始められたのです。
初めがあることを覚えて、初めを覚えつつ、終わりを見据えて今日の特別な一日を歩みたいと思います。
始められた神さまの愛を読み、知りたいと思います。また、1章づつ旧約聖書も読み進めていきます。
シャローム