「あなたは入るときも祝福され、出て行くときにも祝福される。」申命記 28章6節
19節には、同じ表現を用いて「のろわれる」と語られています。
28章は、二つが対になって、祝福とのろいが語られて約束されています。
神、主の御声に確かに聞き従い、主の命じる命令を守り行うのならば、祝福が約束され、守らなければ、のろいがもたらされるのです。
6節の表現は、入るときと出て行くときです。
どこか限定した場所のことを指しているのではないのです。
信仰者の人生の初めから終わりまで、その人のあらゆる場面のことを指しています。
私のすべてです。
主の祝福は、私の生活の一部に届くのではないのです。
主の祝福が取り去られてしまえば、私の生活は空しく終わることになります。
入るときから、出るときまで。
私が立つのも、座るのも。
母の胎の中でかたち造られるときから、天に召されるときまで。
主は私のすべてを見守り祝福してくださるのです。
私は、私を祝福しようと待っていてくださる方の御声に聞き従うのです。
シャローム