「御子は万物に先立って存在し、万物は御子にあって成り立っています。」コロサイ人への手紙 1章17節

御子がおられなければ、この世界は初めから存在していないし、今も、存在することができないと、教えてくれます。
私が、御子を意識しなくても、御子のことを信じなくても、御子が存在し、御子によって私が生きるこの世界は成り立っています。
御子は、見えない神のかたちであり、また、神の満ちみちたものがすべて御子のうちに宿っていますと、17節以外の箇所でも、御子について教えてくれます。
御子とこの世界の関係について、その御子と私の関係について教えてくれます。
御子の偉大さと御子の愛の大きさを教えてくれるのです。

この世界を造られた方が、私の罪を赦すために、見えるかたち、即ち人となって生まれてくださった。
私が、この世界のほんの一部であり、ほんの一瞬に存在するものであるのに対して、御子は、この世界のすべてであり、この世界の始めから終わりまで存在される方です。
歴史そのものであり、この方があるから歴史が存在しています。

そのすべてのすべての方が、小さく一瞬の存在である私を愛してくださった。
そして限界を超えた愛とあわれみで私に神様との和解を与えてくださった。
見えない神が見えるかたちを取られて、私への愛を表してくださった最初の日を覚えるクリスマスが近づきました。
御子について見るべきものを見ることができるように。
愛を受け取れるように祈る朝です。

シャローム