「また私は多くの座を見た。それらの上に座っている者たちがいて、彼らにはさばきを行う権威が与えられた。また私は、イエスの証しと神のことばのゆえに首をはねられた人々のたましいを見た。彼らは獣もその像も拝まず、額にも手にも獣の刻印を受けていなかった。彼らは生き返って、キリストとともに千年の間、王として治めた。」ヨハネの黙示録 20章4節
終末の日に、イエス様を信じた者がどのようになるのか、何をするのかが示されます。
さばきを行う座に着いているのは、12使徒、或いは12部族の長老たちでしょうか。
いずれにしても、主に従った者が、さばき主として着座される御子イエスとともにさばきの座に着くという名誉と使命が与えられていくのです。
同時に使徒であり、この幻を見ているヨハネは、自分と同じように迫害に遭って来た人たちが、御子とともにそこにいるのを見ます。
迫害された者、迫害によって殺された人が、この日、生き返ってさばき主となったイエス様とともにいます。
彼らの他にも、サタンの誘惑に屈しなかった人と偶像を拝まなかった人たちも、千年の間、王となる名誉が与えられます。
千年の王国がどのようなものかはわかりかねますが、一つだけ明確なことがあります。
主を信じなかった者、サタンに与した者は、さばきを植える側です。
主を信じた人、迫害を受けた人、サタンの誘惑をはねのけた人は、さばき主となったイエス様とともにいます。
主を信じた人の報いは、この日に確かに与えられるのを、迫害に遭い。流刑となっているヨハネが見ています。
最後の最後に主からの祝福を受け取り、永遠の喜びに入る日を垣間見ているのは迫害に遭って命の危機にあるヨハネです。
これは最高の慰めであり励ましとなったはずです。
そしてこれは私たちに与えられる約束、恵みの日のことです。
ヨハネがこの時見ているのは、ヨハネの福音書5章24節に記された約束が成就した時です。
そして私もそれを確かに受け取ることができるのだと、ここから確認できます。
シャローム